【あらすじ】
ハプスブルク家の流れをくむ大富豪「可能家」の三姉妹。
国民的大女優の長女
「可能GAKOテレジア」
自分の法律で生きる次女
「可能京子クリスティ―ネ」
姉たちを見て空気を読む術を学習した三女
「可能美香エリザベート」
GAKOテレジアは「貴族の嗜み」として
妹たちに舞台オーディションを
受けさせることに。
オーディションには演劇界のサラブレッド
「姫川英弓」もエントリー。
圧倒的に不利な状況に
ハラハラするGAKOテレジア。
数々のトラップが
仕掛けられるオーディションで
予測不能な可能姉妹のアクションが炸裂!!
可能GAKOテレジア…向山佳代子
ハプスブルク家の流れをくむ大富豪「可能家」の長女
かつて『奇跡の人』ヘレン・ケラー役で
一躍人気となった国民的大女優
可能家で絶対権力を有する専制君主
可能京子クリスティ―ネ…大澤京子
可能家の次女
どんな時にも自分流を貫く「歩く治外法権」
「美容とファッション」が脳内の9割を占め
自分磨きに余念がない!
可能美香エリザベート…斉藤美香
可能家の三女
姉たちを見て「空気を読む術(すべ)」を学習した
典型的末っ子気質
一見、ブリブリのゴスロリだが中身は超絶!
真面目な努力家
姫川英弓(ひめかわえゆみ)…米沢英巫
映画監督の父と大女優の母をもつ
演劇界のサラブレッド
幼い頃より、演技の天才少女と呼ばれる
速水真百合(はやみまゆり)…阿部小百合
大道芸能の社長
おかしな関西弁を操る敏腕プロデューサーでもある
『奇跡の人』のヘレン・ケラー役の
オーディションを主催
プライベートでも姉妹のようなお三方!
脚本・演出…阿部小百合
「世紀の大発見」
劇団雷花・百合組の三女優は
通称「茨城三女神」と呼ばれています。
ある時、茨城三女神の長女的ポジション
GAKOちゃんこと向山佳代子さんが
世紀の大発見!?
「茨城三女神の他の2人、京子さんと美香さん。
「姉妹」の名を持つ某有名タレントたちと
同じ名前なんです」
「ひゃ、ひゃ、ひゃ♬本当だっ!!すごい発見」
この瞬間、脚本家の脳内で
『奇跡の人々 可能三姉妹』という
作品が誕生しました。
「茨城三女神との出会い」
昨年、シュタルナライフアカデミーの
修学旅行で「茨城三女神」と
リアルに出会うことができました。
なんともエレガントでステキな雰囲気の人々。
彼女たちの雰囲気を活かすには
「ベタなゴシック」ということで
衣装も背景も貴族風になりました。
設定はオーストリア・ハプスブルグ家の
流れを汲む名門「可能家」。
「ナンセンスの美学」
『奇跡の人々 可能三姉妹』には、一切
シリアスな要素を入れていません。
勧善懲悪でもなければ、
努力が報われるサクセスストーリーでもない。
登場人物たちの勘違いが妙に噛み合って
展開していくいうなれば
「ナンセンスの美学」を描いてみました。
意味のないことに意味がある!
ただただ感覚的に笑って観られる作品です。
可能三姉妹のゴシックユーモアを
どうぞお楽しみください!